お役立ちコラム
世界を視野に入れるなら知っておきたい 国内・海外の展示会事情
カテゴリ:コラム 投稿日 2021/05/11

近年、日本でも注目度が高まる展示会。本記事では、世界各国の展示会場面積ランキングや海外事情をふまえ、世界と日本との市場規模の違いや、産業における重要度の違いを紹介。海外市場への参入を検討される企業であれば、ぜひ知っておきたい内容です。
東京ビッグサイトは面積が世界ランク36位
展示会開催会場として有名な東京ビッグサイト。世界各国の展示会会場面積ランキングによると、36位(面積:14,18万㎡)にランクインしています。一般的に展示会場の所有は行政や第三セクターが行うものですが、東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜については自社で所有と運営を行っており、その規模の大きさが分かるでしょう。
:展示会場面積上位10位の会場
しかしながら、世界の展示会市場は日本よりはるかに大きいと言えます。日本展示会協会が調査した世界各国の展示会場面積ランキング上位10(2020年7月時点)は下記の通りです。ヨーロッパと中国が上位を占めていることが分かります。
1位:Messe Hannover/ドイツ(面積:46,33万㎡)
2位:National Exhibition and Convention Center (Shanghai)/中国(面積:40,44万㎡)
3位:Shenzhen World Exhibition & Convention Center/中国(面積:40,00万㎡)
4位:Messe Frankfurt/ドイツ(面積:36,66万㎡)
5位:Xinjiang International Convention and Exhibition Center/中国(面積:35,00万㎡)
6位:Fiera Milano (Rho Pero)/イタリア(面積:34,50万㎡)
7位:China Import & Export Fair Complex (Pazhou Complex)/中国(面積:33,80万㎡)
8位:Kunming Dianchi Convention & Exhibition Center (DCEC)/中国(面積:31,00万㎡)
9位:Koelnmesse/ドイツ(面積:28,40万㎡)
10位:Messe Duesseldorf/ドイツ(面積:26,18万㎡)
海外の展示会事情
歴史を遡ると、古代ローマ帝国時代から行われてきた展示会。世界の中でも、ヨーロッパやアメリカにおいては現在も経済を支える重要な産業の一つであり、行政も関与するレベルです。
例えば、アメリカにおいては、国際会議などの重要イベントと総合的に開催されることも多く、大規模な国際会議場等を併設した総合型コンベンションセンターが多くみられます。専門の展示会主催会社が存在するため、海外進出も珍しくありません。
同じく産業的重要度の高いドイツでも、大学に展示会を学ぶ学科が存在したり、主要展示会には首相や閣僚も足を運んだりといった光景は日常的。ヨーロッパは環境問題に関心が高いことから、地球環境保護やエネルギー関連の展示会も行われており、行政がスポンサーにつくことも一般的です。
同じアジアにおいても、中国は年々開催件数や範囲が伸張傾向に。諸外国からの来場者の滞在費や飲食費など各方面において消費が期待できることから、大都市だけでなく地方都市でも盛んに開催されいます。
東京ビックサイトのランキング
2020年の開催を予定していた東京大会(オリンピック)において、東京ビッグサイトは取材拠点として利用される計画のため、増築が予定されていました。これにより、展示面積が約2万㎡追加され総展示面積が10万㎡となり、世界基準の最低ラインをクリア出来るだけでなく世界ランキングも上がることになります。
日本の展示会事情
日本において展示会の先駆けと言われるのが、1871年に京都で開催された「京都博覧会」です。その後、全国各地でさまざまな展示会が開催されるようになり、東京モーターショーやエレクトロニクスショーといった著名なイベントが登場しました。
博覧会が日本において一般的だったことや同業同士の競争防止観点から、長年にわたり日本ではBtoCのイベントが多い傾向にありました。
しかし、近年はBtoBイベントへの理解が深まってきたことや、イベントを介して自社の技術力の高さや企業イメージの向上を狙えることから、近年注目度が高まっています。今後、導入を検討する企業の増加も見込まれており、市場拡大に期待が寄せられています。
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